ネパール活動報告≪ハンディクラフト≫

コットンクラフト

ネパールはここ十数年、停電が多く1日8時間から16時間もありまし
た。何と、2016年のダサイン(10月のお祭り)以降、ゼロになりまし
た。これは、一人の大臣の挑戦で始まり、国民も大勢の人々が支持しま
した。大国インドの影響下にあるネパールでは、停電があれば、インド
は油を売り儲けることができるので、そのような力が背後で動いている、
と言われていました。水力発電に頼るネパールでの水不足という単純な

停電解消!!

縫製3名、裁断1名、織り1名のスタッフが働いています。そ
れぞれに技術がしっかり定着し、子どもも大きくなり、安心し
ています。セービングファンドは、2018年3月で終了予定です。

マヌシ

2017年で25周年を迎えま
す。ビジネスも順調のよう
です。一番最初に取引をし
て、海外のマーケットに通
用する品質まで根気強く指
導してくれたと、感謝して

マハグティ

2015年秋に工房の引越しをしました。カトマンズ郊外で渋滞も
ひどく、ワーカーにとっては通勤が大変になるのではと心配し
ていましたが、一人も辞めていないそうです。通勤バスを手配し、
毎日カジャ(軽い昼食)を出し、お祭り等の時はワーカーに食
事を振舞っています。一人ひとりが愛着を持って働いている様
子が伝わってきました。また現場の仕組みを改善し、品質向上
に努めていました。

サヌ・バイさん

カタログ「Verda」を、タブロイド版の「つなぐつながる」(食品・
化粧品中心)、「つなぐつながる - Tsumugu -」(衣類・雑貨中心)
に移行しました。これからも作り手のストーリーや想いと共に、
お客様にワクワク愉しんで頂けるカタログを作っていきたいと思
います。

ウールンガーデン

つなぐつながる

下さっています。写真は、マヌシが支援している大地震の被災
地・ラティマティでの地鎮祭の様子です。

ミラン・ガーメント

長く働いていたサリタ・タマンさん。心臓麻痺を起こして半身
不随となってしまいました。代表のシャラダさんから相談を受
け、2016年6月に心臓手術を支援しました。暫く危ない状態
が続き心配しましたが、その後安定し、リハビリを受けています。

原因ではないようです。インドが電気を売り
始めたことも、良い結果を後押ししたようで
す。インドの要求を呑まないと命も危ないと
いう中、一人の大臣の決意と行動がネパール
に希望をもたらしました。

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